開墾の山があるいすみ市周辺は稲刈りが早く、
7月の下旬頃から稲刈りが始まる。
稲刈りを見て「秋だなあ」ではなく、「これから夏本番だ」と毎年思う。
稲刈りが早いので新米も早く、8月にはズラリ店頭に並ぶ。
ここにきて嬉しいことの一つ。それはお米がとても美味しいこと。
古くは天皇献上米として扱われていた歴史があるほどで味はお墨付き。
新米はそこから輪をかけて美味しいので、
毎年新米が出るのを待ち望んでいる。
米には土壌が大切らしい。
この辺りは粘土質のもっちりした土。
私たちの育てたいオリーブの木には水はけが悪く合わないのだが、
米との相性はいいようで、粘り気が強い、甘みあるお米が生まれる。
ミネラル豊かな自然の恵みの宝庫なのだ。
お米大好きのダンナは
「梅干しが一番新米の美味しさを引き出す!」
と喜びながらモリモリ食べる。
この時期は太るとかそういうのは考えないようにし、
食べたいだけお米をお腹いっぱい食べることにしている。
なんと幸せなことか。
もしかして住んでいる贔屓目でそう感じているのかな。
と疑問に思うこともあったのだが、
先日小学1年生の甥っ子が新米を食べて
「これもっと食べたい!美味しい!」
と言ってモリモリ食べる様を見てどうやら本物だと確信した。
新米の時期はもう少しある。
その間に新米の食べ比べをどれだけできるのか今から楽しみだ。
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