vol.38 2020/6/26
“開墾する鈴木”はじまります

旅する鈴木 vol.38 “開墾する鈴木”はじまります

しばらく海外に行くことが難しそうなので、
リュックをスコップに変え山を開墾することにしました。
山作業なんてしたことのない素人二人が、
遊びも仕事もできる空間を試行錯誤をしながら作っていきます。

ここは千葉県のいすみ市。見渡す限り田んぼと山に囲まれた緑豊かな場所。
私たちの山は更に奥で人も車も通らない大自然の中にあります。
朝は鳥達のコーラスから始まり、昼は風に揺れる葉の擦れる音が響きわたり、
夜になるとカエルの大合唱と蛍の光がライトアップされ、
一日中飽きることなく自然を満喫できる癒しの中の癒し空間。

千葉県のいすみ市。見渡す限り田んぼと山に囲まれた緑豊かな場所。

全部で土地の面積は約4000平米。
立ち入ることができないほど藪化した山と、
小屋に使われてた小さな家が立っています。
最初から電気も水も出るの問題はないかと思いきや、
家はカビだらけだし、地盤沈下によって傾いているので
まだ使うことはできない。
今は焚き火でご飯作ったりテントで泊まったり
アウトドア生活を楽しんでいます。
なんだか旅を思い出す。

焚き火でご飯作ったりテントで泊まったり、アウトドア生活

開墾をしようと考えたきっかけはオリーブの木でした。
今我が家には大小様々なオリーブの木が約100本あります。
今後長期で海外旅行に行ってもいいように
オリーブを地植えしておこうとして土地探しが始まりました。
それがいつの間にか木も植えて、家も立てて、キャンプもできて、
自然を体験しながら誰もが楽しめる空間を作ろうと言うことになり、
今に至ります。
こちら家のオリーブ達。

家のオリーブ達

私達がこれだけ自然が好きなのも旅の影響です。
元々旅に行くまで植物もアウトドアもそんなに興味は無かった。
人里離れた大自然の中、
タイムラプスという同じ場所で長時間撮影を世界中でしてきました。
絶景を前に何時間も2人でただ景色を見つめている。
話すこともあれば、ただぼーっとするだけもあり、
たまにコーヒーなんて飲んだりして。
私たちの旅の1番の思い出は、
このタイムラプスの時間だよねと2人でよく話しています。
旅で疲れている時も、喧嘩してギクシャクしている時も、
あの大自然をただ感じる時間があることでリセットされていた気がします。
どこか心の奥底でその時のことを思い出し自然を求めているもかもしれない。

大自然の写真

自然は好きだけど、世捨て人にはなれません。
ある程度の現代的なものも必要で、
ネットや電気は必須だしパソコンも欠かせない。
そして虫が入らないようにする為の家づくりなども重要です。
都会と自然を融合させて、
ちょっと自然よりな生活を目指していきたいです。

やることは山のようにあります。
未知なることに挑むこのワクワクは初めて海外を旅する時と同じで、
私たちにとって開墾は海外を旅するようなものなんだなあと感じます。
海外に安全に行けるようになったら、また旅にもでます。
この夫婦何やってんだかと笑っていただければ幸いです。
これからもよろしくお願い致します。

二人のリング


“旅する鈴木”の新しいHPはこちら
https://tabisurusuzuki.com


BS朝日「旅する鈴木-夫婦で世界一周」番組詳細はこちら
https://www.bs-asahi.co.jp/traveling_suzuki/

 


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