vol.8 2016/2/10
一気に駆け抜けたヨーロッパ その2

眠い目をこすりながらバスから降りたら、鳩がピザを取り合ってた。
どうやらイタリアに到着のようです。

水の都ベネチア。アドリア海の真珠と呼ばれている美しい街。
ベネチア島は人口に作られ、元々泥と砂だったところに、杭を打って建物を乗せて島にしました。
そこまでして作ったど根性街は、確かに、確かにいい。ほんっとうによくできてます!

まさにリアルディズニーランド。ミッキー踊ってそうだし、ゴンドラに乗ったら「小さな世界」が聞こえそう。

島は狭く、水没しかけているため車は入り口までしか入ることができません。交通は歩きか船。
普通なら道路と車があるところに川と船があるのがなんだか非日常でより別世界っぽい。

小道だらけの街。どこ行くにも迷うけどその小道がかっこいい。
雰囲気ありありの私たちのお宿。

ここでも結婚式があげれるのでしょうか?ひゃー、きれい!

ベネチアのハイライトは夕日。
海も、人も、指輪も、ふんわりとした薄ピンク色に染まっていく。
こんなステキな場所での結婚式は、ほんとうに、ほんとうに一生の思い出になると思う。
結婚式おすすめスポット、また増えました。

さて、夕飯にはピザー!
地元の人も大勢きてたピザ屋さん発見。さて、どうか。。

キターーーーー!!
1ピースが私の顔よりデカイ。このホールで10ユーロ(1279円)

もちもちで、チーズ濃厚で、ハフハフで、、、
「こんなに食べたことないのに。お腹一杯なのに。おいしーーーーー!!!」と叫びながら二人でホールぺろり完食。

日本とまったく違う世界を感じたい時は、ベネチアオススメです。

さて、お次は右隣の国スロベニアへ。目指すはブレッド湖。

人口200万人ほどの小さな国なのですが、国土の半分以上が緑に覆われている自然がとにかく美しい国。
その中でもブレッド湖はアルプスの瞳と呼ばれてそれはそれは絶景とのこと。

周囲6キロの小さく落ち着いた湖。うっすら靄もかかり妙に神秘的。
そしてこの湖にはポツンと浮いている島の教会が。
その美しさから話題になり、結婚式も多く行われるウエディングスポットでもあります。

朝日に照らされた湖。

きたーーーー!!
美しさからほーっと息が漏れる。雪のアルプスも今日はハッキリ見えて美しさアップ。

マイナス気温と寒いですが、その分空気がピリッと冷たく澄んでいるので、体がクリアに癒されていきます。

最後はクロアチアへ。今回は電車の旅。アルプスを見ながらガタンガタンと揺られます。

地上の楽園といわれたドブロブニクへ向かいます。
魔女の宅急便のモデルとなったと言われていている場所。
ダンナと私は宮崎アニメ大好きなので、黒い服買ったほうがいいかな?ほうきもいる?
などくらだないことで道中盛り上がる。

着いた先の街は、まさに映画の世界!

海を見下ろす一面オレンジ色の屋根たち。

階段がどこまでも続いて、移動の度にハアハアゼエゼエ。けど、くるりと振り返ると街と海が一望できる絶景。

遠くまで見渡せるアドリア海。ああ、ここへきて本当に良かったと思わせてくれる街でした。

海はエメラルドグリーンのハンパない透明度。
魚も海にぎっしり詰まってる。入江で魚釣りをしてるおばあちゃん。
「これは美味しいわよー!」といって無心に釣ってた。その魚を待つ猫達が足元でゴロゴロ言っている。
牧歌的な雰囲気がまたいい。

一気に駆け抜けたヨーロッパ。
自然もキレイだけど、街などの建造物がとにかく、ものすごく見応えがありました。
いつでも中世にタイムスリップすることができるし、おとぎ話に入ることができました。

いつか二人が白髪になった時にでも、もう一度ゆっくり旅をしてみたいです。

旅する鈴木のダンナとヨメの旅はまだまだ続きます。

旅する鈴木

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