カエルの声が一日中聞こえる季節になった。
山はいつの間にか梅雨入りをし、
突然雨が降ったり、一日中降ったりジメジメな日が多い。
それでもたまに晴れ間がのぞく時があるので、
太陽を満喫するため外でご飯を食べるようになった。
七輪で焼くだけの簡単焼きもの料理。
焼くものにちょこっとこだわり、スーパーで買ってきたものではなく、
庭先で採れたそら豆や、もち米を潰して作った五平餅、
近くの海で2人で釣ってきた小魚を一夜干しにしたものなどなど、
自分達で材料から用意したものを焼くようにしている。
手間も時間もかかり正直大変なのだが、
この手間暇かけた無駄な時間が料理の調味料になり、
いつも以上に食べ物が美味しく感じる。
なのでこんな顔になる。
1箇所にいるからこそできるものがある。
干物を作ったり、野菜を育てたり、その場で時間をかけて作っていくもの。
それが今の山暮らしで味わえる醍醐味かもしれない。
そら豆を収穫したあとにきゅうりとゴーヤの苗を植えてみた。
もっと釣りにも行きたいし、カマドを製作してカマド料理もしたい。
またいつか移動の旅生活が始まる。
それまで、1箇所にとどまっているからこそできる暮らしを
とことんしていきたい。
山でできる新しいこと、今まで体験したことないことを
もっともっと2人で挑戦するつもりだ。
BS朝日「旅する鈴木-夫婦で世界一周」
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