こんにちは!
今回は「何もないけど豊かな島」と呼ばれるカオハガン島で
フィリピンのセブ島から船で約1時間。
島民約600人の緑豊かな小さな島。
タイの島に明日出発という予定を、
その理由は、この島の生き方に興味をもったから。
なんでもこの島は「何もないけど豊かな島」と呼ばれて
生活に雨水を使い、海でとれた魚を食べ、
電気は発電機により夕方6時~23時まで。
子供が平均5人いる中で島民の月収は9000円程度という
日本の暮らしに比べると「不便」にもかかわらず、
なぜそう思えるのかとても興味があります。
島は太陽が燦々と降り注ぎ、空気が澄み切っています。
海風がやさしく吹きぬけ、葉っぱのザザザと擦れる音が心地いい。
その森の中にある大きな家が宿の母屋。
私たちの部屋は海沿いのロッジ。
しばらくすると、
「いっらしゃい」と笑顔で迎えてくれた。
この宿のオーナーの崎山さんだった。
崎山さんは宿のオーナーであると同時に
日本人がフィリピンの島のオーナーであり、
更に、普通島を買ったら原住民は島を追い出されるのだが、
更には学校や医療施設を作ったり、
さっそく、この島が何もないのに豊かな島と呼ばれるのは
すると「聞くより、感じた方が早いから、
さっそく、鈴木夫婦島探検開始です。
街はゆっくり歩いても1時間ほどで回れる小さな島。
歩いてわかったことは、とにかくこの島は大きな自然に包まれています。
島は緑の巨大トンネルだらけ。
木漏れ日の中、島民はゆっくりのんびり過ごしている。
おばあちゃんがブランコでゆらゆらしていたり、洗濯したり。
私たちの部屋の前は真っ青な海が広がっている。
海からは澄み切った風が爽やかで、疲れなんて全部吹き飛びます。
遠浅なので、時間を選べばかなり遠くまで歩くことができる。
海大好きダンナは服のままはいって、
カオハガンを乗せている珊瑚礁は
津波も大丈夫。
カオハガンの珊瑚礁は世界で一番生物が多い海域だとか。
ヤシの木も島中に生えている。
「この島では、このまま海を見ながら
確かにその通りだ。心の欲望がどこかへ流されていくよう。
何もないけど豊かな島というのは、
けれど、島の人とも関わっていきたいから、人いないかなー。
と思い村を歩いているとすぐ見つかった。
パーティをしているお宅を発見!
この家の息子が試験に合格したということで、
私たちもちゃっかり参加。
一人のお祝いは島の皆のお祝い事。
自分のことをこれだけ喜んでくれるって、
手に持っているのはラム酒。
ラムとコーラをまぜて、一気に飲む!
飲むと一気に仲が縮まる。
そんな、飲んだり歩いてたりしたら、
ダンナ、珍しく子供にもてもて!島の子たちは、元気いっぱい!
このまま日が暮れるまで皆でずっと遊んでた。
「どこからきたの?」「なまえはなに?」
ただ手をつないで歩くだけだったり、
ただ、ちょっとこの島の子たちが違う点は、
私たちが疲れると「休憩しようよ」とか、
自分たちだけじゃなく、常に私たちも楽しませてくれようとする。
なんて優しい子たちだろう。
子供が帰った後は、私たちも宿に帰ろうとして
「スズキー、コッチコッチ!」「ノメノメ!」と誘ってくれるから
夜はギター演奏なんて渋い演出も出てきたりする。
スローでロマンティックな歌。
いるだけで全てが心地よく、全てが洗い流されるよう。
大自然に包まれた島がゆっくりと1日を終わろうとしている。
こののんびりした大自然と人の良さ。
次回は自然と共に暮らす島民の生活を覗いていこうと思います。
お楽しみに!
海中にて撮影。澄んでいるので指輪もキレイに写ります。