こんにちは。
ドイツを抜け、
今回の目的は「スリ族」に会いに行くことです。
スリ族はエチオピア南部に住む少数民族の一つで、
今世界一おしゃれな民族と話題になっています。
何回もエチオピアに来ているけど、
けど、この民族が住んでいるのが
個人で行くのはむずかしいということで、
首都を数時間離れると
南部は山と緑がいっぱい。
スリ族の村にいくまでの3日間、
その間に大猿が車内に入りかけてパニックになったり、
車に乗っていても飽きないのが
そして三日目、私たちのキャンプ場に到着。
キャンプ場といっても草を刈ってあるだけの広場。
電気もガスも水道もなんにもない。
やっていけるのだろうかお互いに不安でハラハラ。
エチオピアの早朝。
昨日の不安をかき消してくれるようなきれいさ。
今日は朝一で近くの村訪問。
獣道のような細い道をずんずん進んで行く。
しばらくすると何か見えてきました。
そして、そして、
ついにスリ族とご対面!!
下唇お、おおきい!
これはこれでびっくりするんですが、
どうやら、
なるほど。
村はちょうど朝ごはん準備中でした。
ザクザク粉を火で炒る。
そして、この村の習慣で、
私は「ナチュルイ」という名前をいただきました。
意味は収穫の時期に来た女とのこと。
旅立つ最後まで、皆「ナチュルイ、ナチュルイ」と
ダンナは名前がもらえず「オトコも欲しい。。」と
お次に向かったのは山の頂上。
ここにペイントの原料となる土があるらしいです。
触ってみると土はやわらかく、
ここは黄色の土ゾーン。
このままではペイント姿を見ることができないので、
今回はお祭りではないですが、
土は川の水を混ぜてすりつぶしていく。
あとは、自分の塗りたいよう自分の体に模様を描いていく。
お手本は何もない。自分のセンスのみ。
手で塗ったり、
「どうして今日はこの模様にするの?」
特に決まった絵柄はなく、
皆の自由な発想が見ていて楽しい。
小さい子はお姉さんに描いてもらったり。
鏡を持っていない子は他の子に顔を描いてもらったり。
ペイントが終わったら、
完成!
かわいい!!!
褐色の肌にカラフルな色が映えて、
もともとスリ族は他の民族に比べて
ほぼ全員8頭身というスーパーモデル民族。
カメラを向けると自然とポーズをとってくれる。
アート作品勢揃い。
これだけ揃うと圧巻。
森の妖精といっても過言ではないくらい、
エチオピアの辺境の地に
土地の草花、褐色の肌、モデル体型。
そしてまだ他の文明があまり入っていない、
全てが合わさって、
逆に、カメラに興味がある子がいたので、
あら、お上手!
そしてキャンプ最後は、
プロの顔していた子供達に笑顔が戻ってくる。
心配だったキャンプは、虫刺されには悩まされたけど、
ご飯も寝る所もしっかりしていたので、
大満足で終わった10日間のスリ族ツアー。
次はどこの国に行くかお楽しみに。