エジプトを南に抜け、
日本ではまだまだ馴染みがないですが、
なんとなんと、
その中でも私たちが目指すのは
エジプトで出会ったスーダン人に、
スーダンには人気のハネムーンスポットがあるから
首都ハルツームからバスに揺られて9時間。
それがカッサラーの
どことなく私達のリングと形が似ていて
ティーポット型にくり抜かれた門をくぐると、
「サラマレコン(こんにちは)!」と
階段をふうふう言いながら一番上のカフェまで登ってみると、
ここで夕日を見ながらお茶やご飯を食べて
私達も同じように夕日体験をしようと思ったのですが、
麓から見ると簡単と思っていたのに、
結構たいへんだと登って初めて気づく。
道順もないので、頼りになるのは道に落ちてるやぎのフン。
日中40度を越す灼熱の中、
街も川もその向こうの地平線までどこまでも
夕方になると全体にうっすら靄がかかり、
岩山も赤く染まっていく。近くで見る岩は意外と脆く、
何百羽のツバメが山の周りを飛び回る。
山の反対側は同じように平地が続き、
もうそこは隣国のエリトリア。
さっきまでの辛さが吹き飛ぶくらい、
特別買い物をしたり贅沢をする訳ではなく、
それがスーダンのハネムーンスポットでの過ごし方。
なんだか長くいたくなる居心地のいい場所でした。
次回はどんなことがあるかお楽しみに。