vol.13 2017/5/28
インドのヨガアシュラムで修行

こんにちは!
今回はエベレストを下山したあと、インドのヨガアシュラムで修行してきました。

ヨガアシュラムというのは簡単に言うと「ヨガの道場」という意味で、日本の禅寺のようなもの。
ヨガのポーズだけではなく、呼吸法や瞑想法や食べモノ、また生活の指針までも含んだもの全てがヨガであり、
その生活を体験することができるところです。

世界中で人気のヨガ。
その発祥の地インドではどういうヨガ生活体験ができるのか知りたくて一ヶ月ほど滞在してきました。
今回はヨガに興味のないダンナは他の地へ。旅する鈴木初ヨメの一人旅をおおくりします。

私が向かった場所はインドの北部にあるリシケシという街。山に囲まれた自然溢れる静かな所。
かつてビートルズも修行しにきたヨガの聖地として世界中からヨガ好きな人たちが訪れています。
街の真ん中にあるガンジス川。

今回私がお世話になったのはそのガンジス川のほとりにある「ヨガニケタンアシュラム」。
リシケシュの中でも古くからある伝統的な道場です。森の中にある隠れがのような雰囲気が気に入ってここに決定。

一人部屋は十分な広さ。部屋の中にトイレがありホットシャワーも使えます。
インドは女一人は危険と散々言われてきたのですが、リシケシュの街は平和ですし、
特にアシュラム内は高い塀で囲まれ、出入り口には警備員もいるので女性一人でも安心して泊まることができます。
三食ヨガ付き生活、これからが楽しみで仕方ありません。

アシュラムの生活は規則正しいです。

朝5時起床。
アシュラム中に鐘の音がガンガン鳴り響き起こされます。まずは1時間瞑想。
眠すぎてふっと意識がなくなる。もう寝ているのか瞑想しているのかよく分からない、そんな朝から始まります。
その後は1時間半ヨガ。朝のヨガは爽快感ハンパないです。終わる頃にはスッカリ目が覚めてます。

8時過ぎに朝食。
肉を使わないベジタリアンメニュー。おかずはカレー味が多いけど毎回違うメニューなので飽きることはなく食べる。

ご飯の時間は滞在している人と話をすることができるチャンスです。
自分のヨガ教室を作るために来た中国の女の子、前世療法ができるというインドのおばちゃん、
日本人、ドイツ人。アメリカ人。。もちろんヨガ初めての人も沢山います。

世界中から老若男女、様々な人たちが来るのでとにかく話をするのが楽しいし刺激になる。
私が一人旅でも寂しくなく最高に楽しく過ごすことができたのは、仲良くなった人たちのおかげです。ありがとうございます。

朝食の後は自由時間。図書館で勉強をしたり、ヨガの練習したりします。

さて、通常は静かなお昼時ですが、私が滞在した時偶然大きなセレモニーが開催された為ワイワイ賑やかでした。
お昼にサドゥーというインドの修行僧たちが一日150人ほどアシュラムに招待されます。

サドゥーだらけ。インドではよく見かけるのですがこんなにいっぺんに集まっているのは珍しい。
好奇心が抑えられずカメラ持ってウロウロしてたら、
このセレモニーの主催者の方が沢山皆の写真を撮って後で送ってくれる?と声をかけてくれた。
まさかのラッキー。全くの素人ですが、張り切ってカメラマンになりきりバシャバシャ撮らせてもらいました。
遠慮なくみなさんと接触。だってこんなチャンスないんですもん。

大きい人から小さい人。たまに10代らしき若者もいる。どうやら師匠のサドゥーと一緒位に来ているお弟子さん。
カメラを向けると「いや、私そういう世俗的なことはやめたんで」と目をそらすひとや、
「アリガトゴザマース!」と陽気な人までとにかく千差万別。
全てにおいてこの自由さ、許されている感じがインドの魅力の一つなんだと感じます。

午後のスケジュール。15 :15から講義が始まります。
ここはヨガの知識を深めるための時間。直接先生に質問をすることもできる。
授業は英語で行われ専門用語も盛りだくさんなので難しいけれど聞いているだけで勉強になります。

16:30から2時間半ヨガと瞑想。
その後晩御飯があり、最後に曜日別に音楽やキャンドル瞑想があります。
音楽の時間はアシュラムの人たちが演奏してマントラを歌います。
私たちもタンバリンのようなものをガチャガチャ鳴らし一緒に歌う。

全てを終えると夜9時。
中々盛りだくさんの内容なので、一日があっという間に終わります。
始めの頃は夜は疲れてバタッと寝てました。
とにかく慣れるまでと思い毎日規則正しく生活をします。

そんな規則正しい生活に変化を出したい時はいそいそ皆でお出かけします。基本ここのアシュラムは出入り自由。
リシケシュは観光地なので、おしゃれなカフェや服屋、お土産やなんでも揃ってます。
暑くなったら川で水浴び兼沐浴なんかして。

リシケシュのガンジス川はエメラルドグリーン色してハッとするほどキレイ。
しかもヒマラヤの雪解け水なので真夏でも体が震え上がるほど冷たくて気持ち良い。

夜はあちこちでガンジス川へのお祈りの儀式がある。
爆音に合わせてイケメンたちが踊る様子を見てゆっくりとした夜を過ごします。

こんなヨガどっぷり生活を続けて一ヶ月弱。
生活に慣れてきたとともに身体が変化しました。まず、目覚めがよく体調がいいの。
身体が軽いので動くことを面倒臭いと思わない。
昔から注意力散漫な私が一つの物事に集中できるようになり、
今まで感じたことないくらい頭と身体が落ち着いていて自分で自分の変化にビックリです。
来る前は共同生活も一人も面倒臭いし、馴染めないかもしれないしと思って尻込みしていたのですが、
来てみると想像以上に楽しく、あと1年くらいアシュラム生活したいと願っていました。

結果インドのアシュラムは危険であやしい場所などではなく、
むしろ現代の私たちにとって必要なものが沢山詰まっているところでした。
めまぐるしい情報社会で頭も身体もオーバーワークで疲れ切ったとき、
ヨガのアシュラムに入って頭と体をリフレッシュなんてのも、これからの新しい休暇のとりかたとしてはオススメです。

インドでの一人修行も終わりスッキリさっぱり。
今後はどこへ行くのかお楽しみに!

http://ryoseisuzuki.com/

 vol.12-2へ

vol.13へ 

ページTOPへ